想定の内外

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 何が起こるかわからないことは世の中にはたくさんあるだろうが、予測がつくことも多少はある。
 先日、軽度の脳梗塞を父親が発症し、救急車を呼んで救急外来へ運び込んだ。我ながら対応は良かったと思う。父親の行動がおかしいと思い、躊躇せずに救急車を呼んだのがよかったようだ。正常と異常行動の間を行き来するので、本当にその行動の変さ加減の見極めが難しかった。
 救急車到着の5分間で持っていくべきものもテキパキ一人で対応できたし、救急車の誘導もし、救急車に乗り込んでから救急隊員さんの聞き取りにも時系列でちゃんと答えられたし、何がおかしいと思ったのかもちゃんと説明できた。きわめて冷静であったと思う。
 救急救命室で父が痺れもなく正常の応答ができるので(あとで本人に聞くとよく覚えていないらしい)、脳の方を疑われないところを事細かに通常とそうではない行動を述べると、MRIを取ることになり脳梗塞であることが判明し入院となった。
 夕方6時頃に救急連絡してから病院を出たのは11時過ぎであった。その間救命室に呼ばれて入ったのは3回である。説明を聞いてサインをする書類もたくさんあった。
 バタバタとしたが、まあ1週間程度で退院となった。発見が早くてよかったとドクターや看護師さんに言われてほっとしている。

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