初認定日に

　初回雇用保険の認定日がやってきた。退職し会社の離職表を受け取って、ちゃっちゃと手続きをやっても1か月半はかかるということである。
　初回の認定日までの求職活動は１回以上である。それは先日の説明会を１回とカウントできるのでクリアしている。しかし次回の認定日までには２回以上の活動を要求される。まあ、簡単には給付は降りないということである。
　この一か月半、何をやっていたのかと考えても雑事に追われてお金が飛んで行ったぐらいである。エアコンや車を購入したり、生活用品を買ったり、保険料を支払ったりしていたらばんばん万札が飛んで行った。しかも音速で(^^;)。
　退職記念に購入しようとしていたものがあった。しかし今ではすっかり購入意欲が落ちている。お金が飛んで行ったからではない（いや、少しはあるか）、「そんなものなくてもいいか」と思ったのである。それを使っているという、身に着けている自分が想像できなくなったのである。ネットで写真などを見ると「素敵だなあ」と思うのだが、そこまでである。
　買い物の醍醐味は生活必需品ではないところにある。要するにあろうがなかろうが生活自体は変わらないが、心の豊かさの問題である。その辺のところがぷっつりと切れたのかもしれない。そんなことを思う認定日である。