母の日らしい。どこに行ってカーネーションやプレゼントのラッピングなどで、それがいつなのか、わかりやすい。そういった日は他に父の日、ハロウィーン、バレンタインデーとあの手この手の商戦が繰り広げられるので、インプットされる。
しかし最近はインプットされてもアウトプットも鈍くなくなってきた。まあとりあえず的な発想になっている。それはイベントを楽しむ要素が減ってきているのかもしれない。
イベントといえば、子供の頃はお祭りや花火大会など、中学生になると友達と出かける楽しみがあった。的屋が並んで金魚すくいをしたり、綿菓子を買ったり、風船ヨーヨーを釣ったりと雰囲気にのまれてワクワクしながらウロウロしたものである。まあ、今のように娯楽が少なかったせいもある。一人では楽しめない場所が多かったので、友人たちと出かけることが多かったし、翌日には学校でそれぞれに共通の話題があったものだ。
今はどうだろう。多様性と個人主義でそれぞれ楽しみ方も異なっている。その方が楽だという考えもある。希薄になれば負担は無くなるから厄介事も少なくなるだろう。どっちがいいかはわからない。
とりあえず母の日。人だけでなく、母なる大地、母なる海もいれとくか。
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