地域活動デビュー

　慣れないことに町内の活動がある。昨日、町内公道清掃が行われた。回覧板に案内があったようだが、確認する前に隣家に回されてしまったので、詳細がわからないまま参加した。町内放送で開始時間は９：３０、終了時刻は別途放送するということで、とりあえず自宅前の公道の草抜きを開始した。ゴミは落ちていないが、アスファルトと側溝の蓋の間から、ガッツのある雑草がたくさん出ていた。手鍬を使って抜きまくったのだが、結構根が深く抜きにくい。それでも道路にしゃがんでカニさん歩きしながら40分ほど頑張った。中腰なのでかなりきつい。
　やれやれと思って立ち上がったら、銀行の社宅マンションから30代ぐらいのきれいな女性が出てきて「どのくらいやればいいんでしょうか」と聞かれたので「私も初めてですが、こんなもんでしょう」と返事した。
　するとその女性が「公道がおわったら神社の参道に行くように書いてあったんですけど」といったのだが私は回覧板を読んでいないので「ああそうなんですね」と答えた。彼女が様子を見てくるというのでとりあえず箒などを自宅に戻した。なかなか戻ってこないので、御宮へ行こうとしたら、彼女がこちらに戻ってきて「枯葉と雑草をまとめるようです」というので、社宅の「ざる」（名前がわからない）みたいなものを借りて参道に行った。70代ぐらいの女性が５人、男性２名で枯葉の山をでっかい袋に入れている。１つの枯葉の山はでっかく、それが参道に何個も連なっているではないか。
　これ全部かよ(^^;)、という感じであるが、どう見ても私たち（彼女はもちろん）若いのでやるしかない。入れても入れてもきりがない。70代の女性は「終わりの放送はまだか」とぼやいているが全員同じ気持ちであった。
　結局11時に終了放送が入ったが、枯葉の山は残っている。全員帰りたいモードになっていたが、山を無視することもできず、みんなで30分延長してなんとか片付けた。お掃除に集まった人がどこの誰だかわからないが、まあそんなものである。でもきれいになってよかった！