親が介護保険要支援2であり、保険内で取り付けられる手すりを3か所レンタルすることにした。玄関と寝室と台所でそれぞれ形状は異なる。
とはいえ、本人が使いにくければ結局無用の長物となってしまうので、お試しでまずは借りた。ケアマネさんと福祉保護具のプロが来て設置してもらった。私が手すりを提案した時、親は不機嫌顔であったが、ケアマネさんたちが来ると別人のようになって愛想がいい。
まあ、こんなものである。ガラス扉や不安定な椅子を使って立ち上がるのは危険だといっても、聞き入れないので強行突破である。
本人は寝室で転んで一日おきに通院となり痛い思いをし、介助者はタクシー呼んで、病院で車椅子載せて通院し、家ではお風呂に入れて、という手間もかかっているのだが、手すりの設置の目的が当の本人にはわからないようだ。 本人たちはできないと思われることが嫌なのだろうが、生返事と知ったかぶりをするので、さらにめんどうなことになる。
親を見ていたら思うが、いくつになっても素直が一番で横着しないのが大事である。きっと反面教師で教えてくれているのだろう。
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