御遣い物にお菓子を買うことはよくある。大きさ、個数、価格、和洋、重さ、持っていく時期などによって買うものが異なる。
このご時世、残念なことも多々ある。前にも書いたが、値段は同じでも小さくなったこともあるが、クオリティが下がってしまったものもある。百歩譲って小さくなる分や価格が上がるのはしょうがないとして、質の低下はどうだろうか。
とある高級チョコレートが老舗ショコラの冠を降ろしたのかと思うほどの変わりようである。見た目はデコラティブでいいのだが、その分味がお粗末になっている。と思っているのは私だけかもしれない。人様に差し上げる前に購入して食べてみた感想である。しかしネームバリューがあることと先方がそれが好きであれば御遣い物にするのであるが、持っていく身としては複雑である。しかもロゴの入った手提げ袋が有料だという。決して安くない買い物である。まとめて買うと数万になる。例えばルイヴィトンで買い物をして袋が有料ですと言われたら驚くと思うが、それに近いものがあった。袋代をせしめたいのなら本体価格に入れればいいだけの話で、セコさが際立っている。
ということで、ここのチョコレートを御遣い物するのは今回で最後にしようと心に決めた。別途好きなチョコレートがあるのでそちらで購入したら、袋代を要求されることなく持ち帰り用と差し上げ用の袋は入っていた。こちらも老舗であるが一般的ではないがきちんと入れてくれた。まあ当たり前だろうが、前述の方は持ち帰りの袋が歪になるような入れ方だった。 というわけで、まあこの辺が客をとどめておくかの分かれ道ではないかしらん。
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