防止策

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 眼底出血を起こしたことは以前に書いた。その「とりあえず治療」が薬の服用である。3種類あって、1日3回、2週間分である。出血を止めるものや血行をよくするもの、そしてビタミン剤である。
 3種類別々の袋に入っていて、飲むたびごとに袋から出していた。ところが、忘れるのである。忘れるのは服用することではない。飲んだかどうか忘れるのである。
 つまり飲んだにもかかわらず、また飲もうとしたり、飲んでいないのに飲んだつもりになるということである。かなり自分がアブナイ!
 薬入れの壁つるし型ポケット袋や曜日つきケースが高齢者に売れるわけである。で、対策として毎日コースターの上に1日分を置くことにした。なくなっていけばちゃんと服用していることになる。ビジュアルに訴えることが一番である。
 薬を飲んだかどうか忘れるならば、食事もしたかどうかそのうち忘れるのかもしれない。キケン、キケン!

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