雪景色にかこつけて

　今朝方、外が明るいと思ったら、雪が積もっていた。夕方から夜半にかけては大して降ってはいなかったが、それでも外が氷点下になると、うっすら道路も積もるのである。滅多に雪が降る場所ではないから、すぐに公共交通機関は止まる。またスタットレスタイヤを履いている車も少ないので、車の往来は聞こえず、外は妙に静かである。
　天気予報を見越して、食材は買い込んでいるのでスーパーに行くこともない。陽は射してきたが、往来や工事の人もいない。しかし医療や電気水道ガスなどのライフラインを守っていてくださる方々には気象は関係なく出勤されているだろう。ありがたいことである。
　明日は間違いなく道路はアイスバーンになっているだろう。日陰で乾ききれなかった部分があちこちにあるはずである。というわけで、明日も車には乗らない。昨日濡れた車体は車庫と言えども凍るだろうから、昨晩、水滴は拭きあげていた。
　家の中の家事は雪が降ろうが関係ないはずだが、なんだかやる気もない。風呂の掃除は特に億劫になっている。ネットで確定申告の動画を見ていると眠くなる始末である。 滅多に積もらない雪が目の前に現れたことを理由して、グータラが続くのである。