雑多な部屋に

　部屋がダンボールに占拠された。引越の資材が届いたのだが、これですべて入るのか不安である。布団袋を広げてチェックしたり、ダンボールを組み立て大小の大きさを確認したり。色付きガムテープを確認したり、当日プロが梱包するものを確認したりしていると、結構時間が経過するものである。
　ダンボールが足りなければ、連絡して持ってきてもらうのだが、たぶん有料だな(^^;)。ものを使いながらの引越なので、いつ何を捨てるかが重要となる。粗大ごみや家電の予約はしたのでそちらはいいのだが、通常の不燃、可燃、資源ごみのタイミングが難しい。ガスレンジと電子レンジと冷蔵庫の廃棄でどこまで料理して調味料の瓶はいつのタイミングで捨てるか、照明を外して不燃ごみにする日とか、カーテンを外して廃棄するのはいつか、こちらは部屋の中が丸見えになるので考えて廃棄しなければならないとか、洗濯機と物干し竿もなくなるので、洗濯はいつまでできるかなど、結構細かいことが多い。インターネットに繋がっているうちに手続きすることもあるが、こちらはタイミングがあって一気にできないので、日付をカレンダーに書いている。
　そして梱包できない貴重品類の手荷物リストを抜かりなくやらなければ、移動後に手続きができないし、あとあとどこに行ったかと大騒ぎする羽目になる。
　というわけで、暇そうにしているように見えて、結構忙しい。いろいろな書類も必要最小限度にするためファイルを薄くしているが、紙って重い。納戸を開けばため息が出る始末である。
　そして、いらないものにまだまだ気づかされるのである。