「光陰矢の如し」というが、先日そう思うことに遭遇した。先日、書いた美容室での話である。シャンプーをしてくれる美容師さんが若くて肌がピチピチしているなあと思ったら新人さんであった。その新人さん曰く「コロナ禍のときは高校生だったんです」と。
コロナってついこの間ではないか。ところがその「ついこの間」に彼女は高校を卒業して専門学校に行き美容師となって働いているのである。この時間の長さは私の認識とは全く別物である。私がちょっと前と思っている間に、学校に行って卒業し、就職するだけの時間が過ぎているのである。進歩と停滞の差であろうか。
時間をどんぶり勘定で捨てているような気になって来た。ぼーと変わらない日常を過ごしている間にできることは多いのである。
彼女はまだカットデビューはしていないが、家で母親の白髪染めをやっていて、そのうちに練習でカットさせてもらえると嬉しそうにしゃべっていた。
ああ、若いって素晴らしい。ピチピチの肌でキラキラした未来を語る君に幸あれ!
進歩と停滞

コメント