購入と廃棄処理

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 本当に使い切ることができるのか、という判断をしてスプレー缶は買ってほしいと願っているのは、中身が入っていると廃棄することができないからである。
 この夏、半端になって錆びている殺虫剤スプレー缶をなんとか数本処分したが、まだまだ大量にあって泣きそうである。
 なんとかしなければならないものの一つにスプレータイプの消火剤がある。台所にずっと置きっぱなしになっていて、缶自体が錆びて油まみれである。消火器のように引き取り廃棄はしてくれない。缶には有効期限の過ぎたものは中身をぼろ布などに噴射して廃棄するように記載があったので、重い腰を上げて処理することにした。
 まずぼろシーツと新聞紙とゴム手袋とビニール袋を用意して風上に立って眼鏡とマスクをして噴射した。ところが22秒噴射と書かれていたが3秒くらいで止まった。ガスさえ中途半端に抜けているのである。缶を振るとかなりの液体が入っている。
 しょうがないのでぼろシーツで缶をくるんで、缶切りで開けることにしたのだが、残ったガスが怖い。恐る恐る缶切りで開けるとブシュッと音がしてガスが噴出した。中の液体を出すためにもう一個穴を開けようとするのだが、開かない。缶を振りながら中身の液体をシーツと新聞紙に吸わせた。中身とガスが抜ければスプレー缶を不燃ごみで出せる。
 すでに消火剤としての役目は全くなかったので無用の長物であった。こういった役に立たないスプレー缶があちらこちらから出てくる。まだまだ処分できそうにないので途方に暮れている。

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