介護保険を使用して老親の手すりレンタルの契約をした。レンタル会社によって支払い方法は異なるのだが、大体口座振替が多いらしい。3つ借りても1月1000円未満である。まあそれで本人が楽になればかなり安いと思っている。
簡単な説明等を聞いて口座振替の手続きを取るのだが、使う本人は手すりと使うこと以外ほとんどわからないので、家族がその手続きをやることになる。
介護保険を使用する本人は、保険もよくわかっていないので、決めるのは家族であることから、保険は家族のためにあるようなものだと思う。
誰しもある一定の年齢に達したら、保険料を納めているだろうが、自分で自分のために決めて介護保険を理解しすべて手続きができる高齢者がどれだけいるだろうか。サポートする人がいないとできない人がほとんどではないかと思う。
自分の身に置き換えて考えてみるとわかる。誰が自分の介護認定の手続きを取るのか、レベルに合わせて支援をどの程度受けるか誰が決めるのか。イニシアティブが自分になくなる時が本当に老いた時かもしれない。
介護に限らず、PCもスマホもなんちゃらペイも、人に丸投げした時、自分自身の舵取りは終了するような気がしている。わからないなりに必死についていこうとする気持ちは持っていたい。
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