褒められて育つ

 最近、夏並みに暑かったので、草木もへばっているだろうと、夕方水やりをしていた。剪定の後から水やりを始めたら、ツツジに蕾がつき始め、元気になって一気に花を咲かせ始めた。一つは20年ほど咲かなかった木である。栄養分だけでなく水が少なかったのかもしれない。
 もう咲くこともないのだろうなと思っていた木は死んではいなかったのである。20年以上咲かなかったツツジは咲いてわかった。花びらが八重である。ひらくと小さなバラのような形になる。「おお、君はそんな花だったか」と感心しながら、水やりをしている。門の横にあって、道路に面しているので、通る人にも見てもらえる(ほとんど人は歩いていないが、犬の散歩の人がたまに通る)。家人にはなかなか見てもらえないが。
 花も人に愛でられて褒められて伸びるタイプかもしれない。見向きもされずひっそり咲く花もあろうが、見てもらうために植えられた花が、見てもらえないのはいささか寂しい。
 今年は、ここ数年の中でツツジがたくさん咲いた。来年も咲いてもらえるように、花が終わった後の処理はちゃんとやろうと思っている。どうやるのか知らないけど(^▽^;)

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