笹の葉サーラサラ

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 七夕である。私の住んでいる地域は終日雨となっているので、年に一度の牽牛と織姫の逢瀬は叶わない。しかし晴れている地域もあるので天の川が見えるかもしれない。
 スーパーや駅で七夕飾りを見かける。短冊があって園児の願い事が書かれていたり、金銀の飾りがついていたりしている。今は、七夕飾りは川に流すことはできないので、ロマンなく撤去廃棄ということだろう。
 私が子供頃はとてつもなく田舎に住んでいたので、笹を引きずるようにして川まで運び、放り投げていた記憶がある。支流から本流へ、そして海へ流れついただろうか。
 とはいえ、願い事は何を書いたのか、一向に思い出せない。ただし、何を書いたらいいのか、迷った記憶はある。
 短冊を結びつける「こより」であるが、昔の高齢者は上手に作ることができていた。習字紙のような薄紙を細長く裂いて、それを指で撚るのであるが、これが結構難しい。昔の年寄りは撚った「こより」がピンと立つのであるが、自分が撚ると、太さもまちまちで、くにゃっと曲がっていた。
 久しぶりにティッシュペーパーで作ってみたら、途中でブチっと切れた。子供の時も今もヘタクソのままであった。

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