早朝ウォーキングを開始してからまだ数日であり、継続しているとは口が裂けても言えない。(^^;)夜明け前の闇にまぎれてノーメイクで歩いている。帽子を目深にかぶり、マスクしてネックウォーマーを目の下まで引き上げ、毛糸の手袋をしてガシガシ歩いている様は不審者である。
10年前ぐらいからウォーキングして数年でやめたことは昨日書いたが、実施していた時いつも出会う高齢のご夫婦がいた。同じ歩道ですれ違うのだが時間によって場所が異なるのは、私のぐーたらな性格で出発の時間がばらつくからで、ご夫妻は同じ時間でいつも歩いておられた。奥様の足が不自由であることは遠めからでもわかった。足がX状に湾曲しており、ご主人と腕を組んで暗がりの中一歩一歩歩いておられた。幹線道路が真っすぐに続く歩道でいつも会っていたのだが、私の方は緩やかで長い下り道で、ご夫婦は長い上り坂である。それでもゆっくりと黙って歩いて登ってこられる。頭が下がる思いがしていた。
今回ウォーキングを再開して、夜明け前に出発したら、例のご夫婦に再び出会えた。私がさぼっていた数年間も、同じ時間に同じ場所を歩いておられた。歩みのスピードは変わらず衰えていない。確実に前に進んでいる。神様がいたらこういう人をお助けになるのだろうなと思いながらすれ違った。明日も早起きできるかな。
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