雨で延期になっていた町内清掃の日であった。まずは自宅前の公道の掃除である。ゴミが落ちているというより、アスファルトの隙間から雑草が生えているという方が多い。側溝の蓋の穴に落ち葉が溜まっていたりするので、これからの季節を考えると排水できるようにしておかねばならない。
帽子をかぶって、UVカットのシャツを着て首からタオルを巻き、袖口には泥除け、手には軍手とビニール手袋で完全防備である。今日に限って気温が30℃に近い。汗だくである。
しかし公道清掃には私を含めて2人しかいない。草がぼうぼうに生えているエリアの人は清掃に出て来ない場合が多い。最近は自治会に入らない人も多いし、清掃ができない高齢者も増えた。やれる人でやるしかないのが現状である。
公道が終了したら、町内ごとの担当地域での清掃となる。私の地区はお宮の参道である。宮司さんはいない神社なので、荒れ果てている。年2回の清掃が要となる。春は参道の桜がきれいであったが、今では桜の根元も草ぼうぼうである。
お宮の方には70代と思われるオジサンたち3人が、草刈り機をもってきてバンバン刈っていた。箒は持参しているので、とりあえず刈られた草を集めればいいのだろうと掃いた。そこで作業している人はオジサン以外に70代の女性3人と大学生のような若者3人と私である。1人がやる作業範囲は結構広い。まあ、ここでも微妙な人数で30代、40代は見かけない。
今は70代が大活躍である。自治会はこの人たちによって支えられていると言っても過言ではない。それに続く人がいるかどうかはわからないが、半期に一度の清掃は終了した。
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