狙われた足

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 朝起きて、やかんでお湯を沸かすのだが、土瓶を使っている。土瓶で沸かすとお湯がポットの中で冷えにくいので気に入っている。しかしこれには難点がある。ポットに注ぐときにお湯が飛び散るのである。いつもはそれが分かっているのでゆっくり注意して注いでいるのだが、ぼーとしていてお湯の飛び散りが足の甲に落ちた。靴下を履いているのでいきなり火傷にはならないのだが、普通で沸かした水と異なるのでかなり熱い。眼も一気に醒めるほどの熱さである。
 アーおバカ、と自分をなじりながらも熱いお茶を飲む。夜に充電していたスマホを見ようと電源を引き抜いた時に、スマホを足に落とした。しかも火傷もどきの足の上に。あー痛ったぁ!である。よりによってなぜそこに落とす?と己が信じがたい。二重に痛いではないか。
 新聞受けから新聞を抜き取る時、新聞が傘に当たって、あっと思ったら傘が足の上に倒れた。いうまでもなくスマホを落とした足の方である。三重に痛い結果となった。
 一連の痛手は朝起きて30分以内に左足に起きた出来事である。連続技である。なんでそうなるかはわからないが、まあ二度あることは三度あるで、決着はついたわけである。今日の厄はこれで落ちたと思うことにした。でもイタイけどね(^^;)

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