段取り命

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 大袈裟な題名である。家の改修を行うのだが居間と台所の二つである。台所は食器棚や食品庫もあってやたらと細々したものが満載である。これをすべてどかさなければならない。一旦シンクの水道もガスも使えなくなるので、うまくやらなければご飯を食べるのにも一苦労である。どかしたものの置き場所も考えなければならない。
 ということで「段取り命」となる。ものは減らしたつもりでも結構ある。生活しながらの工事となるので大変である。自分一人であるなら、外食もしながらなんとかなるのだが、足が不自由な老親もいるのでそうそう連れ出せない。そして工事中は誰かいないといけないので外出も難しい。籠城しながらの工事であるので、効率的かつ綿密な計画を練る必要がある。
 工事前日には台所を空にする必要がある。頭の中で何から運び出しどこに置き、どれを使えるようにしておくか、何度もシミュレーションをやった。
 まあ、会社での部署引越が何度もあって、何故かその度に責任者にされたせいか、段取りの重要性を知っている。あったものを元の場所に整然と戻す、そして前より使いやすく、片付いている状態にするというのが命題である。
 とはいうものの疲れる。やる前から疲れる。クオリティオブライフはまだまだ遠い。

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