ウルトラ級のめんどくささである。携帯のオプション解約である。自分の携帯ではない。老親のガラケーである。いらない設定をずっとほったらかして課金されているので解約しようと思ったのである。
課金状態がわかったのは、明細をウェブ上で確認できるようにしたからである。郵送されなくなって明細を確認することは高齢者には難しいので、内容が全くわかっていない。
しかし、私も面倒なのはわかっていたので二の足を踏んでいた。とりあえず携帯会社に電話してかなり待って繋がり、状況を説明したところ、本人確認がいるので電話口に本人を出してくれという。固定電話の受話器を渡したが、耳が遠いので補聴器をしても相手が何を言っているのか全く聞こえないという。私は代理で電話しているので固定電話から掛けた方が、特定できると思ったのであるが、甘かった。
そこで、折り返し私の携帯にかけてもらい、スピーカーを最大にしてなんとか聞き取りに成功した。しかし、ここまで来るのに何度も待たされ、私の本人確認も必要であったことはいうまでもない。
しかし、「暗証番号がわかりますか」という質問に対して老親は「はい。○○○○です」とペラペラ番号をしゃべったのである。あちゃーと思ったときはもう遅い。
まあ、なんとか電話でオプションの解除はできたが、結局1時間ほどかかった。しかしこれだけでは済まない。暗証番号の変更はショップにいかなければできないことになっているらしい。
というわけで、老親をつれて携帯会社の店頭に行く羽目になった。ついでにガラケーの設定を変更する番号もあるらしいが、本人は知らないというのでこれも再設定が必要である。 本人を連れて行っても本人確認のIDとなるものがあるのかという不安もある。
もう携帯、いらなくねー?これが私の本音である。
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