暑い夏の熱い戦い

　参議院選挙も終わった。本日の朝刊は夕刊並の薄さで、選挙一色であった。気になるのは投票率の低さである。それでも前回よりは上がったらしい。
　以前、20～30代の会社の若者が選挙に行かないどころか、行ったことがないと言っていた。投票会場に行ってどうやって投票をするのか知らないという。理由を聞くと、行ってもいかなくても同じだから行くのが面倒らしい。投票が国民の権利であることを説明しても「へえ」で終わってしまう。参政権については中学や高校では習っているだろうにと思うのはオバサンゆえかもしれない。
　昔、講習会の講師と雑談した時に、講師も投票率の低さを嘆いていた。その先生曰く「私には秘策がある。選挙に行かない奴の年金を減らすというのはどうだろうか」と真面目な顔をして語っていた。選挙に行った大人たちは「いいね！」をつけたいところである。権利は行使しないとなくならないか？と思う夏である。