時間の壁

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 時間は誰にとっても1分、1秒は同じであるはずだが、遅く感じたり早く感じたりするのは誰にでもあるだろう。
 働いている時の一週間はとても長いが、月にするとあっという間に過ぎていくような気がしていた。また朝、出勤前の5分ではいろいろなことができるが、ダラダラしていると5分はあっという間である。
 今、働いていない身であるが、一週間はとても長く感じている。人の用事に振り回されているからだと思う。つまりやりたくないことに関して、時間は長く感じるのである。面白い映画を観ている時や旅行に行ったときなどは、時間はあっという間に過ぎていく。
 本当は時間の観念は自分が作り出しているだけなのではないかと思ったりする。SF映画でワープして他の惑星にいったりするのは、おとぎ話ではないかもしれない。何億光年を一瞬で通過するのを技術として考えているうちは、たどり着けないだろうが、時間の観念がなくなれば可能なのかもしれない。
 とはいうものの、公共交通機関を使って外出する時、必ず腕時計をしている(スマホがあるので腕時計しない人も多いが)。駅に行くまで何分、ホームに出るまで何分、雨脚を取られるのでプラス何分、だから家を出るのは何分頃が妥当であるとしっかり時間に縛られている。そしてその通りなのか、ときどき腕時計で確認しているうちは24時間の中であえいでいる。

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