昔の番組

 録画して見ている番組がある。「おとなの人形劇」というEテレで放映されている過去の番組で「平家物語」である。1回が15分で、2回分ずつの放映であるが、リアルタイムではあまり興味がなくて見ていなかった。同じタイプの人形を使っての「三国志」は面白くて勉強になったが、「平家物語」はちょっとドラマチックにかけていると思って敬遠していたのである。
 30年くらい前の作品だと思うが、衣装も豪華で人形の動きもリアルである。子供向けというよりやはり大人の人形劇である。それぞれの人形の声を声優ではなく、俳優が演じているのも興味深い。人形なのに涙も流す。エンディングは尾崎亜美が歌っている。
 小学生の頃、運動会で紅白に分かれて玉入れがあったが、そのときの入場行進で歌う歌に「保元、平治も今、目の前、いざやかからん、そーれ、いち、に、さん」とあった。人形劇を見ていると、赤の御旗が平家で、白が源氏である。なるほど、それで紅白の玉入れをしていたのか、と今更ながらに思ったりしている。
 なるほど平家物語!という感じで楽しんでいる。

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