明日が退職日である。すでに気分は退職者なのだが、正式には明日まで社員である。「無職」になる前にやったことは、新しい銀行口座開設、証券会社の住所変更などである。どちらにもお勤め先の欄があって、面倒なので変更時には「社員」であったということにしている。
まあ、無職になるとクレジットカードの審査も低レベルになるし、社会的信用が一気に落ちる。自営業の方がいっていたが、ローンを組むのが会社員と比べて大変だということだ。この景気の悪さで一旦店を閉めて、別の家賃の安いところに店を出すにしても、内装費などの工面でローンを組むのもなかなか審査が厳しかったそうである。そういう意味では会社員はそれなりに優遇されている。
退職者から失業者に陥るのは、女性より男性の方が辛そうである。だから再雇用や次の仕事を定年前に探して退職される方が多い。私の場合はなーんにも考えていない。これから離職票が届けばハローワークへ行くことになる。気持ちはハローワークというより職業安定所、職安という感じである。
4月になれば、新しい健康保険証の元、病院探しをしなければならない。そちらも気が重い。特に歯医者が問題で、私の治療をやってくれそうなところが福岡には極わずかしかなく、そこに通うより、飛行機往復で前の歯医者に通いたいくらいである。
なんとか生活を立て直したい4月になりそうであるが、明日の最後の一日も親の病院付き添いと、ケアマネさんの訪問で終わりそうである。
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