クリスマスイブというのに、やってしまった。
車庫から車をバックで出すときに、車庫のシャッターに激突したのである。まあ自分の家であるが、シャッターが完全に上がらず、途中で止まっているのに気づかなかったのである。確認していない私が悪いとは思うが、その状況に激怒したのである。
老親を病院に連れていくために車を出した。何せ冷えている。エンジンを先にかけておこうと車庫に行くと、親がシャッターのスイッチを押して上げていた。そこでエンジンをかけて、一旦家に戻り、戸締りをして車庫に戻って来た。
シャッター音は止まっていて、車に乗り込みバックミラーを見ると外の様子も見えた。本来ならサイドミラーを覗き込んで、シャッターが全開しているのを確認するのだが、エンジンをかけて時間も経過していたので、リアに入れてバッグをしたら、ものすごい音がして車の外に出ると、シャッターが全開していないため、車の天井とハッチバックのところを擦ってしまった。シャッターを全開の20センチぐらい手前で止めたのは老親である。なぜそんなことをしたのかわからない。聞いても無駄である。「なんでぶつけているんだ?」という感じである。
車庫は閉まらないまま、車は傷だらけのまま、病院に連れて行った。途中、怒りと落ち込みでわなわなしていたので、事故だけは起こさないように気を付けた。車の修理と車庫の修理で数十万は飛んでいく。そう思うと腹が立つ。
親戚の整備工場といつもの工務店に連絡した。年明けに車は修理することになり、代車も借りることになった。ラッキーなことにバックモニターは1センチくらいの差で激突を免れた。
車庫は閉まらないと防犯上とても困る。すると数時間後に業者さんがやってきて、引っかかりを修理し曲がったシャッターを打ち出してくれた。曲がったところの資材を変えるのはあまりコストはかからないが、一旦全部のシャッターを外して入れ直す工賃の方が高くなると言われた。今のままでもシャッターが上下するので、そんなに問題ないということであった。よって資材の入れ替えはやめた。
すると、シャッター屋さんが「今年で商売をやめるから、請求はしません」という。ついでに時々スプレーしてくださいと、クレ5-5-6も置いていった。少なくとも30万はかかるだろうと見積もっていたので、もう、神かサンタクロースにしか思えない。
不幸中の幸いのメリークリスマス!しばらくよい子になっておこうと思う。
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