害虫の生態

　今、シーズンなのか、庭や玄関にやたらとダンゴムシがいる。ちょんと触ると丸まってしまうあのダンゴムシである（触りはしないが）。
　調べてみると、湿った土が好きらしく、落ち葉や枯葉や苔があるところが住みやすい環境らしい。そういった意味では当方の庭はダンゴムシにとっては居心地がいいようだ。
　土壌を豊かにしてくれる反面、野菜などは食べる害虫でもあるらしい。でもムシではなく甲殻類だという。
　駆除の方法として湿ったところを作らないということらしいが、我が家のダンゴムシ君たちは乾燥しているコンクリートやブロックも平気でウロウロしている。土とコンクリートの境目であればコンクリートの方を歩いているのである。玄関にいたりするので箒で履くのであるが、丸まって転がってまたわさわさ歩いてる。
　子供の頃、ダンゴムシをつついて丸まらせていたら、クラスの男子から「便所虫をさわった！えんがちょ！」などと言われ憤慨したことがあった。何故、便所虫といわればならないのかわからなかったが、どっぽんトイレのある時代を経験しているため、確かにその周りには多かったようにも思う。
　ということで、駆除されない我が家のダンゴムシーズは乾いたところも横行するタフな奴である。