安全性の見極め

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 フライパンを買いに行った。親がフッ素加工のフライパンを焦がして塗装まで傷がはいってしまったので購入することになった。私個人としては、フッ素加工のフライパンは過熱しすぎると有毒ガスが出るので嫌いで鉄のフライパンを使うのだが、慣れていないと焦がしてしまうのである。鉄のフライパンであれば有毒ガスは出ないし、鉄分も摂れると思っているので私が料理するときはこちらを使う。
 老親は使用が簡単なこびりつかない、鉄以外のフライパンがいいらしいので、しょうがなく安全性の少しでも高そうなものを探すことにした。
 いずれにしてもフッ素加工もセラミックも強火では使えないので、そこのところを親によーくよーく伝えることにした。
 本当は調理器具専門店で購入したいのだが、そんなものはもう商店街から消えてしまってない。大型スーパーのフライパン売り場で30分以上ウロウロしている奴は怪しいのだが「PFOA、鉛、カドミュウム未使用」というのを選んだ。強火で老親が使わないように、適温になったら中央の色が変わるというものにした。そして使用上の注意を紙に書いて渡した。
 スーパーの調理器具売り場にはもはや鉄製のフライパンは1個もなかった。私がもっている鉄製のフライパンはかなり前にデパートで購入したもので軽く、使いやすさに合わせて不定形になっている。強火であろうが、ガリガリ金属製たわしでこすっても大丈夫で、今考えれば貴重品かもしれない。最近は、調理器具一つ、安全性の高いものを探すこと自体が難しいと感じている。

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