線状降水帯などという、ひと昔前まで聞いたこともない専門用語が頻繁に出てくるほど、天気が不安定でゲリラ豪雨にあったりする。
数日前も当方のボロ屋の屋根が抜けるんじゃあないかと思うほどの激しい雨が降った。マンション暮らしが長かったので、戸建てが受ける雨の凄さに改めて感じ入ったところである。音で言うなら、マンションが「ザザー」というのに対し、戸建ては「ドドドー」という感じで、周りを巻き込むような音がする。
当方の老親は耳が遠いので、夜中に豪雨が来ても全くわからない。それで昨晩の様子などを説明したりするのだが「ふーん」で終わる。それでも土地勘はあるので、○○辺りは昔から土地が低いとか、土手が決壊するならこのあたりとか、□□辺りの地盤はもともと弱いとか、造成しているが元湿地とか、△△は地下に○○があって住宅地には向かないなど、やたらと近辺地理に詳しい。
新しく道路ができたり、トンネルができたり、宅地が開発されても、昔の土地の記憶がしっかり残っているので、どこが危ないと認識しているらしい。こういうことは耳が遠くてもちゃんと聞いておこうと思う。(^^;)
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