包丁を前々から研ぎに出したいと思っていたら、スマホで連絡が来た。研ぎのプロがいる時にしか出せないので、早速持っていくことにした。
昔愛用していた包丁は30数年使ったが、そのあとに買った包丁である。この包丁で最後?だと思って選んで買った覚えがある。
私はプロではないのでそれなりに切れればよいが、切れが悪いのはイラつくのである。今使っているのはスウェーデン鋼である。日本製の鋼は驚くほど高くプロ仕様であったと記憶している。鋼であるので黒ズミと錆は免れない。ステンレスであればどちらにも影響がないが、鋼の方の切れ味が好みである。
研ぎ師は80代前後の方で、錆の落とし方や砥石を整える道具について教えてくれ、黒ズミもとれていた。今、外がステンレスで中が鋼の包丁があるらしい。少し小型であるが、ペティナイフより大きく千切りもできるとのことだった。ステンレスなので錆も黒ズミもない。実際持ってみたら扱いやすい。
しかしこれが最後の包丁として購入したものがある。次回は持ち手のところのビスがとれているので修理となりそうである。 研いでもらった後、晒と新聞紙に巻いて持って帰り、早速使ってみた。「切れがいいというのはこういうことか」と納得できるほどキャベツの千切りも軽快であった。
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