今年は親戚に初盆が2つあってお参りをしてきた。そこで聞くことは、親類縁者の体調不調、特に中高年の話である。癌だ、脳梗塞だ、白血病だと大きな病気の話ばかりである。
老親の怪我で四苦八苦しているぐらいは、大したことはないと思い知らせた。私自身、疲労困憊であるがまあ何とか介護はできるからである。
健康は損なってからそのありがたさに気づくものである。日常はブツクサと文句を言いながらやっているが、そのうちバチが当たるかもしれない。心根の入れ替えが肝要である。
この夏、どこもかしこも猛暑であろうが、暑さに弱い身としては、本当に堪える。朝から大汗をかいて、顎からぽたぽた落ちるし、背中はびっしょりである。
元々、オフィスワーカーだった故に、肉体労働が苦手である。重いものを持ったり、高いところに上がったりも多いが本来へなちょこなのでやたらと時間がかかる。
神棚の社もたぶん誰も掃除したことがないだろうと、高いところから降ろしたのはいいのだが、組み立て式とは知らず、屋根のとんがったところ?の向きが分からなくなって慌てて神社の写真をググったりと無駄な作業も多い。
家の掃除や庭の水まきなどをしながら思う、老後は家のサイズダウンが必要である。家の継承者がいないのであればなおのことで、自分のできる範囲というものがあろう。家は本来、自分を癒す場所であって、負担をかける場所ではないとつくづく思う。健康でいられる人生の時間は有限なのであるから。
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