「忘れるはずがない、大事なことだもの」と思っていることほど忘れる。年始にすぐに仕事で必ずやらなければならないことがいくつかあって、重要だから忘れることはないと思いながらもとりあえず年末にメモを書いて手帳に挟んでおいた。
仕事が始まり、重要なことがあったというのは記憶していた。でも「なんだっけ?」となる。そして「いくつかあったような気がする」止まりである。自力で思い出せないのでメモをみる。「おおそうだったか」と去年の自分に返答したりする。見れば記憶が蘇るのでよしとするが、数日休みが入ったぐらいでこんなに思い出せないのかと悲しくなる。
しかし、言い訳するなら全く異なる日常をおくったせいではなかろうか。場所も取り巻く人々も違えば前の記憶は薄くなるのではないだろうか。「地球外にでも出たのか」といわれそうであるが。
正月の休み明けに、会社PCのメールパスワードを年末変更したのか、年始変更しようと思ったのかも思い出せなかった。別途パスワード変更日を記録した表を作っていてよかったと、自分を信用していない自分に感謝している。
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