昨日、寄せ植えの花を買いにいった。枯れた花を抜いていたら、ものすごく間抜けで哀れな姿になっていたので、買い足しである。
何度も語っていると思うが、ガーデニングの趣味はないし土いじりも苦手である。玄関先に間抜けな花があるのがみすぼらしくて嫌なので仕方なくやるのである。
花同士の相性も色も高さも全く無視で、とりあえず一番安いやつを探すと「1株88円」シリーズを発見した。絶対ここから6株すべて選ぶと心に決めた。隣の「198円」や「398円」はそれこそ高嶺の花である。八十八円、末広がり二つでいいじゃあないか。
お値段が示すように末広がりの花たちはどこか元気がなかったり、花の付きが悪かったり、花と葉っぱのバランスが悪かったりで、ようするに二級品である。その中から見栄えのよさそうなものを探す。ギロギロ探す。バランスは悪いが色が濃いので存在感がある株、でーんと花が大きく葉のヨレヨレが隠れている株、小さい花がたくさん咲いてそれなりに誤魔化せる株、花も茎もしっかりしているが色がパッとしない株などを選び出した。
はっきりいって寄せ植えに残っている花と買い足した花のバランスがいいとは言えないことはわかっているが、88に負けたのである。
寄せ植えは、隙間を埋めることを第一にぎゅうぎゅう入れてみた。やはり変である。変だが間抜け感はなくなった。その代わりにセンスゼロを物語っている。
似非ガーデニング

コメント