仕方なく思い立つ

 オリンピックも開催中の熱い暑い夏である。この暑さの有効利用は、カーテンを洗うことである。この灼熱地獄であるから、すぐに乾く。とはいうものの、脚立に登ってカーテンレールから外して留め具も外す作業を思えば億劫にもなる。そしてそれをまた取り付けるのもさらに根性?がいる。
 しかし、梅雨が明けたらカーテンを洗おうと誓ったではないか、と自分を励まし?洗うと決めた。レースのカーテンを含め、24枚ある。
 通常の洗濯以外に、1日に3、4回洗濯機を回し、数日かけて洗濯を終えた。洗濯機の容量と干す場所から、いっぺんにはできず、洗っては干し、洗っては干しを繰り返した。レースのカーテンならば30分で乾いたので、それが可能となった。
 コインランドリーを使えばいいではないかといわれそうだが、数枚なら持っていくのはいいかもしれない。この枚数では家で洗った方が効率がいい。そして何より、洗う順番を考えなければ、家の中は丸見えである。
 この炎天下で入ったり出たり、脚立に登って取り付けたりで汗だくであった。一部の部屋では窓ガラスにカビがはびこっていたので、その掃除もあってかなりの体力を消耗したように思う。干している合間に、父母の通院も行っていたので、天気と段取りが肝であった。 夏のカーテン洗いの大イベントはなんとか終わった。しかし、老親はそんなことも全く知らないようである。ここが、介護の報われない部分でもある。まあ、しょうがないけどね。

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