選挙後、久しぶりに新聞を開いた。新聞は購読しているが、偏っていてあまり面白みがないので最近は読んでいなかった。それでも全国の当選者の顔写真と簡単な経歴が書いてあってざっと目を通してみた。
まず、思ったのが、議員数が多い。こんなに必要なのだろうかと今更ながらに思う。民意をくみ取るためだというのかもしれないが、国民側に向いていない方も多いのではないかと思ってしまう。まあ、いろいろありそうだから、この辺にしておくが。
今、働いていないので世間にかなり疎くなっているが、毎日買い物をして献立を考える者としては、食品の値上がりがものすごいことだけは実感している。前は100円で買えていたコロッケが今何と190円である。この1年半の間にここまで値上がりしているから驚きである。オリーブオイルは不作にもよるが、倍近い値段である。価格が上がるだけではない。スーパーの棚から消えたものもある。そして陳列がずいぶん変わってきている。
大型スーパーでカートを押しながら、かごに品物を入れず、陳列棚を行ったり来たりして商品を裏返して見ている客は、相当怪しいが、意外といろいろなことがわかるものである。あれが消えてこれが増えたとか、こっち方面からのものが増えているとか、売れ筋でないものがあの手この手で前に出てきているとか、賞味期限が長いものを置かなくなった商品とか、名前は同じでも素材が変わったとか、まあ様々である。
そんなこんなでカートをガラガラ押して、あちこちでピットインしながらウロウロしているので、買い物に時間がかかる。かかる割にメインのおかずが決まらないということも多い。
割引の日には客がやたらと多くてレジに並ぶ。スマートレジに高齢者はいかないのでさらに並ぶ(自分も店員さんのいる方に並んでいるシニアである)。
なんだかんだと、兎角この世は、住みにくくなっているらしい。
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