どこまでやるか

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 そろそろ重い腰を持ち上げ、台所のリフォームを考えることにした。とりあえずシステムキッチンのショールームに大工さんと一緒に行ってきた。
 今どきのキッチンのおしゃれな事、それはそれは驚きである。すでに家具のようである。しかし、自分に理想の台所があるわけではない。家の改築や新築の人には夢があって、いろいろ考えるところであろうが、こちらとしては、とりあえず水回りを直しておくというのが第一の目的である。そしてどこまで手を入れておくかであろう。最終的に家をどうするかという問題はあるが、修理のタイミングはある。持ち家の人に聞くと75歳を過ぎてからではかなり金銭的にも痛いが、その頃修理が必要となることが多いそうだ。そして誰もがもっと早く考えておけばよかったという。
 そんなものか、と思うが、耐用年数を考えるとぎりぎりまでボロボロの状態で使い、にっちもさっちもいかなくなって、人生の終末に修理するのもばかばかしい。ここらで考えるかということになる。
 最小必要限度と老体になっての使い勝手を考えるのが、これまた難しい。上を見ればきりがないが、適度なところで手を打つのも難しいものである。 やると決めたら後には引けない。年末には快適な状態になっていることを願っている。

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