ただの暑さではないらしい

　今年も半年終わった。誰しも早いと思うことだろう。そして夏本番が早く、熱帯夜が続いている。
　寝苦しいのでエアコンをタイマー設定している。数時間後に切れるように寝るか、起きる前に入れるかである。あまり高性能なエアコンでないために、どちらかに選択することになる。28℃設定にしてつけっぱなしということも考えられるだろうが、昭和の人間としては切りたいのである。
　「おやすみタイマー」にして寝た日のことである。午前6時前に暑くて目が覚める。とりあえず起き上がり、カーテンを開け、風が通るように窓をあける。風なんぞ通りはしない。暑さでぐったりしながら、ベランダに出ようとベランダ用スリッパを履こうとした瞬間、ん？となった。なんと大小２匹ゴキブリがひっくり返って死んでいるではないか。「うわああｗｗｗ、え？なんで、ここで？」である。
　死体を見たものの、仮死状態で動いたら怖い。片付けようとして部屋に入ってきたらもっと怖い。慎重にサッシをしめて、箒と塵取りを矛と盾で構えた。どうやら死んでいるようである。暑気あたりしたのだろうか。でもなんで2匹やねん。ビニール袋を手袋のようにして、死体にティッシュペーパーを数枚かけて、さっと袋の中に収納した。
　ゴキブリも死に至る暑さなのである。 (^^;)　すごっ！