自分が最近ぼとぼと歩いているのがわかる。散歩のようにゆっくり歩いているのではないのに抜かされているからである。
家の中でもよくぶち当たる。かわせると思っていたのに柱や椅子にぶつかって、しかも、まさかぶつかるとは思っていないため、よろめいたりするのである。まだ、よろめいても踏みとどまることはできるのだが、これが転んだりすると複雑骨折行きなのだろう。かなりきわどい年寄りラインに自分がいる。自分でもイラっとする。
よろめきが1歩でとどまっていた時は、さして記憶に残らないが、おっとっとと2歩でなんとか踏みとどまると、にわかに自分が信用できなくなる。危なかったという焦りが出てくるわけである。
昼間買い物に出た時に遠回りして神社の階段を上がった。ものすごく息苦しさを感じて腿が上がらない。少し前までは階段は何ともなかっただけにショックである。一に筋肉、二に筋肉、と、いつも同じようなことを言っている。
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