今日は鏡開きである。三方に飾った昔ながらの鏡餅なので、カビ&ガッチガチである。まずは水につけて柔らかくして何とかいくつかに開き(割り)、カビを削り取る。
大きいお鏡餅と、小さいお鏡餅があるので大量である。カビを取ってまで食べるというのは、昭和の人間なら受け入れられるが、平成生まれ以降は「カビ?毒でしょう」の世界である。
奥まで入り込んでいるカビはさすがにアブナイかもしれないので、青カビ、赤カビが小さく表面にあるのは落として焼いてぜんざいにした。
若干、柔らかくなった餅を開き(切り)ながら思ったのだが、餅つきの「つき」が甘いのではないかと。開くとバラバラ地層のように剥がれるのである。中心部まで火を通そうと焼くと周りがぱりぱりになりながら膨れて空洞ができ、中心の餅はべたーとしている。うーむである。
私としては真空パックの鏡餅の方が、扱いが楽でいいのだが、老親はそうはいかないらしい。
と、なんだかんだと今年も無病息災、いや一病でも二病でも息災でありますように。
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