お叱りを受ける時

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 昨日の続きであるが、床の間を片付けることにした。飾り物として打ち出の小槌や茶壷、博多人形、掛け軸のおもり、巨大こけし二体、蓋つき重量のある壺、伯父の戦時表彰の額、花台とぐっちゃんぐっちゃんである。
 隙間掃除としてクイックルワイパーぐらいはやったことはあるのだが、移動させていないのでめちゃ汚い。雑巾バケツを用意して、床も物品も水拭きすることにした。全部外して床の間を拭いたのだが、板はべたつき、砂壁の砂やなんだかわからない小さい虫の死骸などが落ちていて「げげげ」状態である。床の間に戻すもの、納戸に仕舞うもの、廃棄するもの(老親には内緒で)に分けてスッキリ掃除した。
 祖父母の遺影があるのだが、どうせ掃除はしていないだろうと爺さんの写真から拭くか、と取り外し雑巾で拭いて埃を取った。
 写真を戻すときだが、うまく引っかからずに写真を掲げられない。踏み台では埒が明かないので、脚立を出動させ掲げようとするのだが一向に引っかからない。あろうことか遺影で頭を三度打った。爺さんの遺影がばんばんばんと頭に落ちてきたのである。
 ひぇ~なんか叱られていないか?(^^;)不平不満をぶつくさ言いながらやっていたからだろうか。「私が悪うございました」といいながら掲げたらちゃんとできたので、やっぱり叱られていたのだろう。その横にある祖母の写真は外すのはやめたが、若干ばあさまが笑っているように見えた。
 先祖供養、全くやっていない孫への戒めであった。たぶんね。(^^;)

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